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= ryuji_026

『美女と野獣』みた

実写『美女と野獣』みた。
ディズニーのアニメーション版よりおもしろかった。

最初、ベルが変わり者な感じというか、夢見がちな感じがあまりしなくて、なんだかなーと思っていた。
しかし中盤、野獣がベルに図書室を紹介するシーンで、野獣が少し誇らしげに見えて、おやなんか良いぞと思った。
最初の夢見がちな感じがしなくて不満だったベルから一転、ダンスホールで踊るシーンのエマ・ワトソンの表情がすごくよかった。
野獣を包み込むような優しさや慈愛に満ち溢れていながら、本人もすこしうっとりとしたような幸せそうな表情だった。
これはアニメ版と同じことなんだけど、ダンスホールでふたりが踊るシーンは、野獣の城はとても孤独でしかし、そこにいるふたりだけが少しずつ小さな愛を育んでいる様子が現れていて超名シーンだよな。

ガストンとル・フウのキャラクターはアニメーション版よりかなりよかったと思った。
ガストンはその傲慢さや邪悪さがより強調されて、ル・フウはその小物さやガストンへの愛が強調されて、強調されたのに逆に(?)リアリティが増すという感じだった。
ふたりはすごくよかった。

最後に呪いの解かれた城で、ベルと野獣、そのほかのみんながダンスしながら流れたBeauty and the Beastを聞くと、みなが呪いで反省や改心をして、そしてこの物語がこんにちの俺まで語り継がれたことを思って泣けた。
美女と野獣を書いたやつがいるんだよなと遙か過去に思いを馳せた。