Roll Play My Life

= ryuji_026

e-Sports?

e-Sportsをスポーツとして認めさせたい、本当に日本で興行的に成立させたいならば、運営側の人がこんなこと(「大会直前に当たるパッチ最高ですね 今までの力関係が変わってくるので間違いなく面白くなる ま、プレイヤーとしてはたまったもんじゃないですが」)言ってはいけないと思う。

わたしは将棋のことよく知らないんだけど、例えば、将棋の大きな試合で、例えば羽生名人?が試合に出るとして、試合直前に「桂馬が強すぎるので、駒を飛び越えられない仕様へ変更しました」とかなって、それで羽生さんが負けたときに、羽生さんが負けたことに納得できる人がどれだけいるのか?と思う。

スポーツや将棋などの試合で、お金が動くほどに人々が夢中になれるのは、ひとつは、視聴者が、プロの試合を見ると、自分のやっているスポーツやそれ以外のことの参考になるとか、ためになるとか、そういうことだと思う。もうひとつは、その試合にかけてきたプレイヤーたちの努力、思いや物語、ひいてそのプレイヤー自身の魅力に感動できるということだと思う。
e-Sportsのとき、前者は、とにかくゲームが普及しないといけなくて、大きな力が必要なんだけど、後者は、プレイヤーやゲームの大会を運営する人たち、それからすでにそれを見ている人たちそれぞれに頑張ってもらいたいと思っていて、試合直前のパッチに対応できなくてオロオロし、実力を出しきれないプロプレイヤーを見て喜んでいては、視聴者個人がどう楽しむかは自由なんだけど、もしe-Sportsなどを普及させたいと思っている人なら、そういう楽しみ方をしていては新しいお客さんは増えないと思う。

プロプレイヤーには憧れの存在であってほしくて、それはなぜかというと、プロプレイヤーが憧れの存在なら、それに憧れてゲームを初めてプロを目指し、プロになる人たちが現れるから。

ゲーム好きな人って、煽り合いとか好きな人多いイメージなんだけど、ウメハラさんはすごくて、ゲームの内容で煽らせたりとかしないし、もちろんいじられて親しみやすいプレイヤーとかいたほうが盛り上がると思うけど、みんながそれに安直に走ってはいけないと思う。