マインクラフトの本よんだ
マインクラフトをつくったマルクスとかいう人(HNノッチ)に注目してマインクラフトのいままでみたいなのを振り返る話。おもしろい。
「革命的ゲームの真実」というサブタイトルだけど、真実というほどの感じはしなくて、ノッチがこういう感じでつくりましたという感じになってる。英語版は"Minecraft: The Unlikely Tale of Markus "Notch" Persson and the Game that Changed Everything"というタイトルでなんかこっちのほうがいい気がする。マインクラフトとノッチはもともとスウェーデン出身で、スウェーデン版ではなんというのか知らないところは問題です。
本では常にインディーゲーム開発の夢みたいなものが語られていて、いまはやりのマーク・ザッカーバーグやスティーブ・ジョブズの話みたいな雰囲気が常にあるといった感じ。マーク・ザッカーバーグやスティーブ・ジョブズよりも、内向性やゲーム好きという点でよりオタク的な雰囲気に書いてある。
おもしろいけど、だいたいが、自分がオタク的だから、オタクの成功譚みたいなのはだいたいおもしろいと感じる。
前、友達に、「背景とかストーリー性みたいなの好きだよね」みたいなこと言われて、なるほど天才かってなったのですが、確かにそうで、この本もマインクラフトやノッチについて正確に情報が整理されているというより、マインクラフトとノッチという物語、という感じなのでおもしろかったんだと思う。
紹介されるゲームのまとめが巻末にあり、その他情報のソースはあまり書いてないという感じ。
- 作者: ダニエル・ゴールドベリ,リーヌス・ラーション,羽根由
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
- 発売日: 2014/02/26
- メディア: 単行本
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